⼤⼿町の三井物産本社建て替えに伴う、新本社のワークプレイスデザインプロジェクト 。
インターオフィスは、ワークプレイスのメイン機能として位置づけられた CAMP エリアの造作家具の設計、家具・照明・植栽の全体コーディネートを主に担当しました。
CAMP は、ビジネスの種を⾒つけ、ビジネスモデルを練り上げ、形式化、ノウハウ化し、三井物産としての新たな企業価値を⾼めていくための場。そして、知識創造プロセスの実践を⽀援するエリアです。
主な CAMP は 3 種類あり、仲間との共感、暗黙知の共有のための「SOCIAL」 。
戦略を練り上げるためチームワーキングに適した「CO−WORK」 。
実践したビジネスの経験を内省し思索を深める「FOCUS」 。
この異なるタイプの CAMP が 16 階から 28 階の基準階に繰り返し配置されています。
上下階に移動することで、仕事の種類やモードに合わせて、主体的に場所を選んで働くことが可能です。25 階のみデジタル・トランスフォーメーションに取り組む「d.space」となっています。
CAMP の⽬的やアクティビティをより直感的に感じ取れるよう、 空間を構成するアイテムやカラー、マテリアルの差異化を図りつつ、 ワークプレイス全体のデザインコンセプトである、“オーセンティックホーム”を踏まえ、三井物産らしい、本質的・正統派・普遍的な雰囲気づくりを意識しました。
その他にも、 ⼀般執務エリアに沿って帯状に設けられ、クイックな打合せを促進する「TOUCHDOWN」、 社員が出社時・退社時に⽴ち寄り、⾝⽀度を整える「GATE」については、 基準階全ての家具設計・コーディネートを担当しました。
- Project Member
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家具設計・施工: インターオフィス
- Partners
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建築設計: 日建設計
施工: 鹿島建設
写真: 長谷川健太
動画: today
- Spec
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東京都千代田区