柔軟性と快適性を両立したワークプレイス
2025年3月にまちびらきを迎える「TAKANAWA GATEWAY CITY」の中核施設となる「ニュウマン高輪」を手掛けているJR東日本グループの株式会社ルミネは、その準備段階として約170㎡の仮オフィスを設置しました。この空間には会議室2部屋、マネージャールーム1部屋、ワークスペース、リフレッシュスペースが含まれており、短期間の利用を前提としながらも、プロジェクトを支える基盤として重要な役割を果たしています。















機能性とデザイン性を両立したオフィス空間
仮オフィスには、家具や照明をサブスクリプションで利用できるインターオフィスのサービス
fittingbox が採用されました。本サービスは、利用人数や業務内容の変化に柔軟に対応できる仕組みを提供しているサブスクリプションプランです。
Vitra、Muuto、Artek、Louis Poulsenといったインターオフィスの中でも主力であるブランドの家具・照明を選定し、機能性とデザイン性を両立した環境を実現しています。
柔軟で効率的な空間設計
ルミネの仮オフィスでは、「ニュウマン高輪」の開業や本オフィスへの移転に向けて、変化する業務内容や働き方に対応できる柔軟な設計が求められました。
具体的には以下のポイントを重視しながら、効率的なオフィス環境が構築されています。
・限られた会議室数に対し、社外とのオンライン打ち合わせや部内の小規模ミーティングをオープンスペースで実施できる効率的なレイアウト。
・執務スペース内に壁を立てず、内装デザインや家具の配置で執務スペースとリフレッシュスペースを隔て、開放感を保ちながらも働きやすいゾーニング。
・メンバーの増加や働き方の変化に柔軟に対応可能なサブスクリプションプランの導入。
デザイン・コスト・運用のバランスが取れた家具提案
家具については、サブスクリプションサービス「fittingbox」の中でも短期の利用が可能でフレキシブルな「BOX PLAN」を採用しました。
「BOX PLAN」で選定出来る家具は限られますが、今回はその中でもインターオフィスの主力ブランドであるVitraを中心に、Muuto、Artek、Louis Poulsenの4ブランドから家具・照明を選定しています。
コスト・運用のメリットもご提供しつつ、デザイン面でもインターオフィスらしさを表現しました。
仮オフィスの役割と将来の展望
この仮オフィスは、社員の方々が快適に働ける環境と将来的なレイアウトや使用する家具を探ることで、今後の本オフィス構築に向けた検証を行う場としての役割も果たしています。
また、短期間の利用ながらプロジェクト全体を支える重要なスペースとして機能しています。
fittingboxのサイトでも、このプロジェクトの詳細 を公開しています。どうぞご覧ください。
- Project Member
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設計・施工・PM インターオフィス
- Partners
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撮影 堀越圭晋 / SS
- Spec
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東京都港区